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『日本人は世界で一番年上』/世界の中の日本ランキング
国連経済社会局(DESA)の世界人口推計では、世界的な高齢化傾向について、様々な角度から分析しています。60歳以上の高齢者の割合が増え、15歳以下の若年層が減る傾向は世界的に顕著です。先進国の平均では、1998年に高齢者人口が若年人口を越えましたが、世界平均でも2045年には越えると予測されています。2050年には高齢者は世界で20億人になり、そのうち4.4億人が中国人、3.2億人がインド人になるとのことです。日本はご存じの通りとっくに高齢化が進んでいますが、2009年の国民の平均年齢を比べても、日本人は世界で一番年上です。

【平均年齢が高い国ランキング】

1位.日本(44.4歳)
2位.ドイツ(43.9)
3位.イタリア(43.0)
4位.フィンランド(41.9)
5位.チャンネル諸島(41.8)
6位.スイス(41.7)
7位.ブルガリア(41.5)
8位.オーストリア(41.5)
9位.中国(41.4)
10位.スロベニア(41.1)
(United Nations)

世界の平均年齢は28歳ですが、一番若いのはニジェール人で15歳で、一番年寄りの日本人とは30歳近くの年の差があります。40年後の2050年には、世界の平均年齢は38歳になると予測されていますが、その時日本人は平均年齢55歳になります。

現在日本では、労働力人口とされる16歳-59歳の国民100人に対し、34人の高齢者がいる計算で、世界最高の比率となっています。これが2050年には高齢者の割合が74人になり、マカオが64人で2位、韓国が63人で3位という予測値と比べても、ダントツの高さになります。

世界の人口に占める80歳以上の人口の割合は現在1.5%ですが、2050年には4.3%になると予測されています。80歳以上の人口の割合が世界一高い国はもちろん日本です。現在、世界中の80歳以上の人口の約7%が日本のお年寄りです。

(ビオングループ株式会社 顧問  福山 紫乃)

# by VIONGROUP | 2010-04-01 18:28 | ランキング・コレクション
『オバマ大統領を信頼している国は?』 ランキングTop11
アメリカのシンクタンク ピュー・リサーチ・センターでは、25カ国の700-200人/国を対象に、アメリカの外交政策や国際化、テロ対策や民主化支援に対する諸外国のイメージを詳細にリサーチ。その中で米国大統領バラク・オバマを信頼していますか?と質問しています。

【信頼すると答えた人が多い国ランキング】

1位.  ケニア
2位.  ドイツ
3位.  フランス
4位.  ナイジェリア
5位.  カナダ
6位.  英国
7位.  日本
8位.  韓国
9位.  インド
10位. ブラジル
11位. 米国
ピュー・リサーチ・センター

オバマ大統領を信頼する人は日本でも85%と高いのですが、世界での順位は7位です。ケニア、ドイツ、フランスでは、オバマ大統領への信頼度は90%を超えています。ブッシュ前大統領は、ヨーロッパ諸国の人たちからは10%台の信頼しか得ていなかったので、オバマ大統領の人気ぶりがわかります。自国米国民より諸外国の人たちからの人気が高いという点が、興味深いですね。

イスラム諸国での米国大統領への信頼度は相対的に低いですが、それでもオバマ大統領になって改善したとレポートしています。ブッシュ時代にはトルコは2%、ヨルダンは7%の信頼度しかありませんでしたが、それぞれ33%、31%へと伸びました。オバマ大統領が中東和平について言及した、09年6月の「カイロスピーチ」の影響についても詳細に分析されています。スピーチの前と後では、イスラエルでは信頼度が大きく下がり、パレスチナでは若干上がりました。イスラエルはブッシュ大統領に対する信頼度よりオバマ大統領への信頼度が低い唯一の国です。

このレポートでは他にも、アメリカの外交政策や国際化、テロ対策や民主化支援に対する諸外国のイメージを詳細にリサーチし、分析しています。日本の首相と外交政策で同じリサーチをしたら、いった世界各国の人たちからどのように評価されるのか、気になるところですね。

(ビオングループ株式会社 顧問 福山 紫乃)

# by viongroup | 2010-02-25 17:17 | ランキング・コレクション
ベトナム初の日系化粧品工場、資生堂が設立
資生堂は、ベトナム南部ドンナイ省ビエンホア市に化粧品工場を設立、4月から本格稼働すると伝えられている。日本メーカーでは初のベトナムにおける化粧品工場設立となり、総投資額は4200万ドル(約37億円)、総敷地面積は10万平方メートル、生産能力は年約2200万個。日本向け男性用整髪料「UNO」など低価格品始まり、これより3年前後をかけて中価格品の製造ができるよう、体制を整えていくという。

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自社工場を持つ、ということは、世界市場展開を有利にするための大きな要因の一つといえると思います。原料、商品に対する規格は各地、各国によってさまざまですから、その国の規制に応じた商品生産にすぐに切り替えられる、というのは非常に便利です。実際、グローバル市場への早期参入組は①工場を持っていて各国に対応させた新商品製造が手早くできるグループ、②(工場はもたねども)販売インフラを早く整え的確な広告をしっかり打ってきた(ブランド知名度を高めてきた)グループとに分かれるように思います。資生堂は①にも②にも当てはまります。

上記の①や②の場合は、海外市場参入はとてつもなくお金がかかる、ということが前提になりますが、日本でもどの国でもそうであるように、方法はいくらでもあります。国内の味方が海外の敵、国内の敵が海外の提携先、なんてことはよくある話ですし、たとえば、工場という強みを持つ「受託メーカー」が、販売メーカーより先に海外の販路を開拓して海外市場へ導いてくれる、なんてことも十分あり得るわけです。商品ができてからどうしよう、よりも、商品ができる段階でアジア向けに対応しているなんて、有りがたい話だと私は思いますが、販社からの要望を受け、そんな準備を開始する企業が最近では増えてきているように思います。

昨日講演させていただきましたセミナー(@大田区産業プラザ)では、販売メーカー様はもちろん、受託会社様、原料メーカー様も参加してくださっていたので非常にうれしく思いました。日本メーカーのアジア市場参入には、受託工場、原料メーカー、そして各業界団体が協力しあうことが非常に重要だと常々感じていましたので、、、

また、メーカーの方々がどういった情報を求めているのか、どういったことで困っているのか、今回のセミナーを通じて以前よりずっと把握することができましたので、次のセミナーの機会に(機会があれば、ですが!)、そして業務や当ブログの中でも役立てていきたいと思います。ブログ文末となりましたが・・・

ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。

ビオングループ株式会社 小川 美華

# by viongroup | 2010-02-02 21:32 | ニュース・クリップ
台湾FDAの設立を発表/台湾衛生署
2010年になり台湾衛生署(Department of Health/日本の厚生労働省に相当)はTFDA(Taiwan Food And Drug Administration/食品薬物管理局)の設立を発表した。

食品衛生、薬品監督から食品・薬品の許認可に至るまで衛生署から任務移行され、より具体的な動向は2月の旧正月明けに明らかとなり、300~500名の人員が配置される模様。

TFDAの設立により、官民ともにもっとも期待されているのが新薬・医療機器認証の効率アップであるが、このほかTFDAは台湾内企業に対してはISOやGMPの取得を、中国・日本・韓国に対しては薬品の相互承認協定などを呼びかけていき、グローバル市場で勝てるような産業育成に注力する。
# by viongroup | 2010-01-26 21:33 | ニュース・クリップ
<最新セミナーのご案内>  2010年2月1日(月)@東京・蒲田
化粧品の中国SFDA申請セミナーのご案内です。
皆様ふるってのご参加をお待ちしております。
1月19日付で会場が大井町(きゅりあん)から
蒲田(大田区産業プラザ)へ変更になりましたのでご注意ください。


「最新法規制をふまえた化粧品の中国SFDA申請入門」

講 師 ビオングループ株式会社 代表取締役 小川美華
日 時 2010年2月1日(月) 12:30-16:30
会 場 東京 大井町 きゅりあん4階研修室 大田区産業プラザ6階C会議室 -地図- 
主 催 株式会社情報機構

受講料 1名39,900円(税込、資料付)

複数名ご参加の場合の特典などございます。
詳しくはセミナー紹介ページ(主催社ホームページ)をご参照ください。
# by viongroup | 2010-01-19 18:28 | ニュース・クリップ


2012年3月16日更新
by viongroup